インターネットテレビとは?テレビとはどう違う?最近注目のオン・デマンド方式コンテンツとは

インターネットテレビとは?テレビとはどう違う?最近注目のオン・デマンド方式コンテンツとは

だれもがスマホをもつ時代となった令和時代、テレビでしかみられなかった地上波放送や衛星放送を、インターネットを使って楽しむスタイルが確立しつつあります。インターネットを使うと、自分のスマホやパソコンがあれば、好きな場所・時間で、放送を楽しめるのです。

家のリビングのテレビでチャンネル取り合ってみるというテレビの世界が、インターネットテレビという新しい概念の登場で変わってきています。今回はインターネットテレビとはいったいどういったものなのか、そのメリットなどを解説したうえで種類と内容をご紹介していきます。

インターネットテレビとは?

まずインターネットテレビとはどういったものなのでしょうか。インターネットテレビとは、スマホやパソコンでインターネット回線を使ってテレビ番組や動画・映画の配信を楽しむものです。

テレビ放送は総務省が認可した限られた放送局が放送するものですが、インターネットテレビはそういった規制がないため、インターネットを介して配信されている映像番組全般をいいます。インターネットを通じてみる動画配信サービスすべてが、インターネットテレビとしてとらえられているのです。

インターネットテレビはテレビとどう違うの?

まずインターネットを使ってみる配信なので、媒体は主にはスマホやパソコンになります(あるいはインターネットに接続したテレビです)。スマホやパソコンを使って視聴ができるため、場所を選ばないのがテレビと大きく違う点です。

またインターネットのよさを生かし、過去の映画や番組からアマチュアの投稿動画など、テレビではありえないほどの多種多様で膨大な量のコンテンツを提供できます。そのため視聴者は、自分の好みのものを好きに選び好きな時間に視聴できるのです。たいへん自由度が高く、どういった年代や趣向をもつ方でも満足できるものを選べるでしょう。

しかも録画することまでもなく、何度も視聴が可能となっています。テレビと違い配信サービスの時間や内容が多種多様で、自分の都合や好みで選択ができるのです。またインターネット回線がないとみられず、特定の放送をみたい場合には別途契約が必要なことがあります。契約情報についてはそれぞれのサービスによって違うので、随時確認をしておきましょう。

インターネット回線を利用するため回線速度が遅いと受信が安定しないこともあり、サーバーにアクセスが集中してしまうと動画が止まってしまうなどのトラブルも珍しくありません。テレビは映像が乱れるというトラブルはほぼありえないことなので、不安定な配信状況はテレビと比べてのデメリットといえるでしょう。

インターネットテレビの種類って?

インターネットテレビはテレビと違い、配信サービスのコンテンツがさまざまと述べました。それでは具体的にはどういったものがあるのでしょうか。以下より大きく3つにわけて説明します。

テレビ放送局の放送

テレビの放送局が過去の番組の再配信をインターネットで提供しています。「見逃し配信」「ライブラリ」と呼ばれているものです。

ビデオ・オン・デマンド(VOD)

動画配信サービス会社がさまざまなコンテンツを提供しているなかで、視聴者がみたいものを選んでみるオン・デマンド形式の配信です。

月々定額を支払い無制限で配信を好きなだけみられるシステムのもの、視聴したコンテンツにのみ課金されるシステムのものや無料コンテンツのみを提供しているものなど、複数のシステムを複合した型のものが存在します。内容は映画をはじめオリジナルで制作した番組、過去に放送されたテレビ放送局のドラマやバラエティ番組・アニメなど多岐にわたります。

ビデオ共有サイト

いわゆる「動画共有サービス」です。「YouTube」がたいへん有名です。だれでも動画を投稿でき、その動画を多くの視聴者が無料で共有できます。広告収入でサイトが運営されているため、無料でだれもが視聴できるようになっています。だれもが人気者になる夢のあるシステムです。

おすすめの有料動画配信サービスって?

これまであげた3種類のなかで、多くの人が一番今気になるのはビデオ・オン・デマンドでしょう。無料動画配信の「YouTube」があることで、これまで有料でインターネット配信をみるという概念がなかった人が多かったのです。

しかし最近は非常に多くの配信会社が、それぞれの持ち味をだして映画やオリジナル番組などの、有料に値するコンテンツを提供し注目を集めています。

Netflix

世界最大手の動画配信サービスです。日本では2015年からサービスを提供しています。「Netflix」の強みは、なんといってもオリジナルコンテンツが充実していることです。

アカデミー賞をはじめ数ある名誉ある賞を「Netflix」の、オリジナル作品がとっているという事実も注目です。一方で無料お試しがないというデメリットがあります。

Hulu

「Hulu」はアメリカ発ですが日本テレビが国内の事業を買収したことにより、日本テレビだけではなく各キー局の人気テレビドラマやバラエティ番組を網羅しています。日本のアニメに関してもコンテンツは豊富です。

対して映画に関しては少し物足りないかもしれません。月額の支払いプランはひとつしか用意されていないのですが、本数あたりで考えるとコストパフォーマンスはよいといえるでしょう。

Amazonプライムビデオ

ほかと比べて非常にリーズナブルなことや「Amazon Fire TV Stick」を購入すれば簡単にテレビに接続ができること、音楽配信サービスなどの動画以外のコンテンツも充実していることで、最近契約数を伸ばしているのが「Amazonプライムビデオ」です。

アマゾンプライム会員になればアマゾンでの買い物をする際にもお急ぎ便を利用できたり、会員特別セールに参加できたりと特典があるのも魅力です。

それぞれに魅力があり自分の嗜好に応じて検討し、契約しましょう。対応デバイスはスマホやパソコンはもちろん、テレビにも対応しているものがほとんどです。

まとめ

インターネットテレビとは、インターネット回線を使った動画の配信サービス全般のことです。通常のテレビとは大きく違い、好きな場所で好きなコンテンツを好きな時間に好きなだけ楽しめます。

提供されるのはテレビ放送局が配信する過去の番組(見逃し配信)や、不特定多数の個人が配信する無料コンテンツ(「YouTube」や「ニコニコ動画」)や、動画配信サービス会社が配信するオン・デマンド方式の有料コンテンツ(「Netflix」「Hulu」など)などです。

とくに最近はオン・デマンド方式の有料コンテンツに注目が集まっています。配信サービス会社はそれぞれの強みをもち、差別化を図ってそれぞれしのぎを削っているのです。

映画やオリジナルコンテンツを多くみたいなら 「Netflix」で、国内のドラマやアニメなどの番組を楽しみたいなら「Hulu」で、とにかくリーズナブルにいろいろ手軽に楽しみたいなら「Amazonプライムビデオ」がおすすめです。そのほか多くの配信サービスがあるので、おのおの重要視したいことを明確にして検討してみましょう。

しかし、そんなコンテンツも混み合う時間などで再生が止まったりと回線の影響でストレスになっている方々も多く見られます。ゲーミングラインでは混み合う時間もストレスフリーでご利用いただけますのでこの機会にゲーミングランを利用してみましょう。