インターネット回線のスピードとは | 快適な通信速度や測定方法まで紹介
データのダウンロードやアップデートのスピードが遅くてイライラしたことはありませんか?検索の途中でフリーズしてしまうと「故障かな?」などと心配になってしまいます。
仕事はもちろん近年は学校でのオンライン授業など、インターネットは実にさまざまな場面で活用されています。オンラインストレージや動画などインターネットに関するサーバーは日々進化していますが、問題になるのがインターネット回線の速度です。
インターネット回線のスピードが使用目的に合っていないことでダウンロードやアップロードのスピードが落ちたり、フリーズする問題が生じるのです。
問題の解決法としてはインターネット回線のスピードテストをすること。このテストによって自分のインターネットの速度を知ることができ、使用目的に回線速度が合っているかどうか知ることができるのです!
インターネット回線のスピードテストはwebから簡単に行うことができます。ここではインターネット回線スピードテストの方法と回線速度についてわかりやすく解説していきます。

インターネット回線スピードテストのコンテンツについて
なかなかシステムにアクセスできないその主な原因は、インターネット回線の速度だと考えられます。使用するインターネット回線の環境が必要にかなった回線速度であるなら、日々快適にインターネットを使用できるのです。その回線速度を測るのがインターネット回線スピードテストです。
インターネット回線スピードテストは、Webからインターネット回線測定ツールや通信回線測定サイトを使って、回線速度の測定ができます。インターネット回線スピードテストを行えるサイトの一部を下記にご紹介しますので、参考にして利用をしてみてください。
RBB SPEED TEST
光回線などの高速回線にも対応しており、パソコンおよびスマートフォンの通信速度を測定します。スマートフォンではLTEやWi-Fiの回線速度も簡単に調べることが可能です。
USEN GATE 02
セキュリティーがしっかりしていると定評で光ファイバー回線を専有回線とし、1クリックで測定ができる手軽さが人気のサイトとなります。
Radish Network Speed Test
ブロードバンドからナローバンドの測定が可能で、測定条件を設定しなくてもよいので専門用語などに詳しくない方でも操作が簡単です。スマートフォンからも測定可能なのが特徴となります。
BNRスピードテスト
ホームページや動画の閲覧速度、メール送信や動画アップの送信スピードなどダウンロードおよびアップロード両方の回線速度の測定が可能です。1クリックで簡単に通信速度を測れます。
Fast.com
特大のフォントと広告のないスッキリした画面が特徴です。動画配信サービスのNetflixが無料提供しており、PCやスマートフォンなどで簡単に回線速度を測定できる、大手インターネット回線スピードテストサイトです。ダウンロードおよびアップロードの速度や応対速度が測れます。
ブロードバンドスピードテスト
シンプルでわかりやすいと定評があるサイトです。回線速度および通信速度を短時間で測定できます。速度についてのコメントがつき、速度向上の裏技も学べるお得なスピードテストです。
知っておきたいインターネット回線速度を表す単位
オンラインでの仕事や仕事以外でも、動画配信やSNSなどさまざまなシーンでインターネットは活用されています。ダウンロードに時間がかかったりフリーズすることなく快適に使用したりするには、使用目的に合った回線速度が必要だということはこれまでの解説でおわかりいただけたことでしょう。
ところで実際にインターネット回線スピードテストを実行するには、まず回線速度を表す単位を知らなくては測定する意味もありません。以下で簡単に解説をするので、スピードテストを測定する際の参考にしてください。
1秒間に送れるデータ量の速度単位は「1bps=1ビーピーエス」
回線速度を表す単位は「bps(bit per second)=ビーピーエス」と表記します。これは1秒間に送れるデータ量の通信速度を表す単位です。1,000ずつ大きくなるごとに「K=キロ」「M=メガ」「G=ギガ」という頭文字がつきます。
- 1bps
- 1Kbps(=1,000bps)
- 1Mbps(=1,000Kbps=1,000,000bps)
- 1Gbps(=1,000Mbps=1,000,000Kbps=1,000,000,000bps)
「bps」は日本語で「ビット毎秒」とも呼ばれています。インターネット回線のスピードテストでは「bps」という単位で速度を測るので、覚えておくようにしましょう。
bit(ビット)とは?
インターネット関連でよく耳にする「bit(ビット)」という言葉。「bit」とはインターネット通信量における基本の単位で、データ情報量(容量)を示す最小単位のことです。すなわち1bps=1ビット毎秒=1bitとなります。
動画の容量やハードデスクの容量、またアプリの容量などを「bit」という単位で表します。たとえば物の重さを「g」という単位で表すのと同じように、コンピューターの情報量は「bit」という単位で表すのです。
「500bps」なら1秒間に「500bit」の情報量(容量)が流れることを指しています。省略して小文字の「b」で表します。
Byte(バイト)とは
「bit」と同様にインターネット関連の単位でよく耳にする「Byte(バイト)」も一緒に知っておくと、難しそうに思える操作も身近なものに感じられます。
「Byte」という単位も「bit」と同様に、情報量(容量)を表す単位です。1Byteも1B(1バイト)というように省略し大文字の「B」で表します。
- 1B
- 1KB(1キロバイト)= 1,000B
- 1MB(1メガバイト)=1,000KB
- 1GB(1ギガバイト)=1,000MB
また1Byte=8bit と数えます。「bit」と同様に情報量(容量)を示す単位ですが、コンピューターの世界では単位を2進数で表示するので、たとえば1KBは1,000Bではなく1,024Bです。これは2進数であるため2の10剰、すなわち「2×2×2×2×2×2×2×2×2×2=1,024となるのです。
「bit」はインターネットでは情報量(容量)の最小単位で、「Byte」は情報量(容量)の基本単位となっています。
「人間は10本の指でものを数えますが、コンピューターは2本の指でものを数える。だからコンピューター上では情報量(容量)は2進数を使った単位で表す」と覚えておくと簡単かもしれません。
インターネットの快適な回線速度の基準
実際にインターネットの回線速度がどのくらいあれば、快適に目的に合った使い方できるかという目安となる回線速度の数字をあげていきましょう。
インターネット回線のスピードテストをして、ご自身の回線速度と比較するときの参考にしてください。

アップロードの場合
- メールやSNSなどのメッセージのみに使用する場合:1Mbps
- プラス写真を投稿する場合(一般的な画質):3Mbps
- プラス動画を投稿する場合:10Mbps
ダウンロードの場合
- メールやSNSなどのメッセージ:128bps~1Mbps
- サイトを閲覧する:1Mbps~10Mbps
- YouTubeなどで動画を見る:5Mbps~25Mbps
- オンラインゲームをする:5Mbps~100Mbps
まとめ
近年オフィスではもちろん、インターネットは学校や一般家庭でも生活の重要なポジションを占めています。動きが遅いのは使用する目的における回線速度が、間に合っていないことが原因です。
ゲーミングラインでは様々な利用のシーンにおいても必ず満足していただける回線となっております。
Webからインターネット回線測定ツールや通信回線測定サイトを利用して、インターネット回線スピードテストをすれば簡単に自分のインターネット回線の速度を測れます。ただし、スピードテストは接続時間、接続人数により大きく変化する可能性がありますのであくまで参考値として考えると良いかと思います。